小説(アンケート・ツナ受け以外・リクエスト)

□Under on the his of the queen!!
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普段の仕事での疲れを癒そうという目的で行われた守護者と赤ん坊がメンバーのプチパーティー。
僕も群れるのは嫌だったけど…ボスである綱吉は絶対参加だったから、僕以外の狼を近付けさせない為に僕も参加した。

…それが僕に危険を及ぼすなんて思ってもみなかったよ。

……………まさかあんな事になるなんて、ね…………









「ー…わぁ〜…凄いっ!!流石リボーン!!」

普段は大きな会議をする為の部屋が、最強のヒットマンリボーンの手により、凄く豪華なパーティーの会場に変わっていて綱吉は驚いていた。

「これぐらい出来なくてどうするんだ。俺は最強のヒットマンだぞ?」

綱吉の言葉に自慢げに言うリボーン。
そんなリボーンに綱吉は満面の笑顔でお礼を言った。…その笑顔に。

「「「「「「っっっっ///!!!!」」」」」」

綱吉と恭弥を除く守護者とリボーンが途端に顔を真っ赤にさせて俯いたり帽子を深く被ったりと紅くなった顔を素早く隠した。

「…?…どうしたの皆?」

リボーン達の行動を不思議そうに首を傾げる綱吉。
そんな綱吉に大きな溜息をつくと恭弥が綱吉の後ろから抱きしめた。

「わぁっ///!?恭弥///!?」
恭弥に抱きしめられて頬を紅く染める綱吉にクスリと笑うと、恭弥は綱吉の首筋に顔を埋める。

「…綱吉…君ちょっとは自覚したらどうなの?…無意識にも程があるよ…僕を嫉妬させたいわけ…?」

「…ぁぅっ///…ちょっ、恭弥///!!首筋に顔を埋めたまま喋らないでっ///てか何訳の分からないこと言ってるのさ?何で恭弥が嫉妬しなきゃいけないの?」

恭弥が喋る度に首筋に掛かる吐息に体を震わせながらも問い掛ける綱吉。

そんな綱吉に苛立った恭弥は、綱吉の顎を掴んで無理矢理自分の方を向かせる。
「…っ…恭、弥…?」

「君は本当にこんな事は鈍感だよね。良い?良く聞きなよ?赤ん坊達は君」

パァンッ!!

突然恭弥の言葉を遮るように銃声が部屋の中で鳴り響いた。

銃声を鳴らせたのは…リボーン。

「お前ら。俺達を無視していちゃいちゃするとは随分と偉くなったじゃねぇか?…ツナ、いつまで雲雀にくっついている気だ。早くパーティー始めるぞ。…それとも休みも無い地獄の仕事浸けがいいのか?」

「ごめんなさいっ!!パーティー始めよう!!」

リボーンの言葉と殺気に顔を青くしたツナは素早く恭弥から離れて走って行った。

「…よくも邪魔してくれたね赤ん坊」

「…まだツナを諦めた訳じゃねぇからな…お前ばかり良い想いはさせねぇよ」

リボーンの言葉に守護者が頷く。

正に一触即発。

…だったのだが…

「皆〜何してんの〜?早く始めようよ〜!!」

綱吉の言葉にピリピリした雰囲気が一気に緩んだ。

「…君達後で覚えておきなよ」

リボーン達を睨みながら言った後恭弥はスタスタと綱吉の元へと歩いて行った。
「はっ!!てめぇに負ける気なんてしねぇよ!!」

「売られた喧嘩は買うのな♪」

「クフフ…必ずや綱吉君をこの手で奪って差し上げますよ、雲雀恭弥」

「僕だってボンゴレは渡しませんからっ」

「俺も極限に奪うぞー!!!!」
「てめぇらツナが待ってるから行くぞ。あぁ、後で良いものが見れるから期待しておけ」

リボーンがニヤリと笑う。









こんな中プチパーティーは幕を開けたのだった。
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