長編小説(家族)

□桜の木の下で
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「ー…リボーンっ!!」

イタリアのある森林の奥にあるボンゴレファミリーの本拠地に子供の大きな声が響く。

呼ばれた本人、リボーンは後ろを振り返る。
リボーンは現在、呪いが解けて元の姿(大人)になっている。

「お前達か、どうした?」

リボーンに駆け寄ってきたのは雲雀夫婦の子供達。

「あのね、リボーンにお願いがあるの!!」

金糸雀が笑顔で言う。
金糸雀の笑顔は綱吉が満面の笑みで笑った時と同じだ。

「お願い?俺じゃなくて他の奴に頼めばいいだろう?俺の性格分かっているだろう」

「…リボーンじゃなきゃ頼めないの」

「リボーンはお母さんの次に偉いでしょ?」

「そういう事!!ね〜リボーンお願い!!」
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