短編&中編小説
□…もう一度…
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ー…パァンっ!!!!
並盛の空き地に乾いた音が響く。
「あ…あぁ…あ…あぁあ…」
拳銃を両手に持ったまま、青い顔をして涙を流しながらカタカタ震える綱吉。
綱吉の前には血の海の中に倒れている黒いスーツの男。
「…ツ、ナ…」
空き地の入口には綱吉の守護者達とリボーンが立ち尽くしていた。
……………自分を守る為、綱吉は中学生で、まだマフィアではないという時に……………
…人の命を奪ったのだ…
その日から綱吉は変わってしまった。
優しい優しい彼は自分を攻めて…心を塞ぎ込んでしまったのだ。
…もう一度…