旧和

□道飾る…
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道飾る 春告ぐ花の 沈丁花
薫りたる君
見まほしきかな

(道を飾る、春を告げに咲く、沈丁花。その香りある花を匂う、美しく愛しい君を見たいものだなぁ)


*沈丁花と言えば、その豊満な香り。
「春が来ますよ」とあたしたちに教えてくれるような幸せになる香りです。


この歌の視点は男性ですが実際はあたしが思ったことです。

沈丁花に鼻を近付けて香りを吸い込んだとき、あたしは思わず微笑みました。
で、思ったのが、
「旦那様にも匂わせたい!」でした。

きっと旦那様も幸せの香りに笑顔になるだろう。
その姿を見たい!
と思いました。

それでこの短歌。
古語の「薫る」に「美しい」のような意味が含まれていたため、視点が男性の方がしっくりくるかなぁと。


この花を贈ったとき、
君が匂ったとき、
きっと笑顔で喜んでくれるだろう。
美しい君の、愛しい笑顔。妄想しながら、枝を折りました。


みたいな感じでご想像よろしくお願いします!

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