旧和
□静けさに…
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静けさに 耳響む夜の
くちづけを
見たりはともす
桜花のみ
※響む→とよむ
(静けさが、耳に鳴り響くほどの夜。
あたしとあなたのくちづけを見てしまったのは、闇を点す、桜の花だけですよ)
*「静けさに 耳響む夜の」部分…分かりますでしょうか?
静かなのに、何が耳に鳴り響くの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
人の声、草の揺れる音、鳥のさえずり、風が舞う音さえ、聞こえない夜。
静寂の音がするんです。
耳が痛いくらい「静」の音が鳴り響くんです。
今回の歌は、そんな静かな夜がテーマ。
人も草も、鳥も、風も、
誰も見ていないのです。
そんな夜、桜の木の下であなたとキスをしました。
見ていたのは、黒い闇の中唯一の白い花。
満開に、咲き誇り点す、
この桜の花だけなのです。
という感じなのですが…
少しでも皆様に伝わりましたでしょうか?
あたしの表現はわかりにくいものが多いため、申し訳ないです…。