旧和
□くれないの…
1ページ/2ページ
くれないの
糸の見られず
細き指
縁に注ぐ日
よるはあらずに
(赤い糸が見えないの。この一番細い指に結んでいるはずの。
縁側には日が降り注いでいて、真っ暗な夜はここにはないのに。)
*こちらは第一作目の拍手短歌になります。
(以下は拍手時と同じ内容です↓)
この和歌、皆様はどんな風に感じますでしょうか?
辺りは明るくぽかぽかのお昼だってのに、小指に結んだはずの赤い糸が見えない。
悲観的?それとも楽しんでいる感じ?なげやり?
切なくて仕方ない?
あたしの和歌をいろんな思いで想像してあげて下さい。
あなたにもあたしにも赤い糸、結ばれていますように。
次ページに別バージョン有ります→