旧和

□つゆあめの…
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つゆあめの 君の手に咲くしずく花
いかなときもを
花くれれけり



(梅雨の雨があなたの手のひらの上では、雫の花に見えたの。
どんな季節も、ねぇ、あなたはあたしに花をくれるのね。)




*さて、梅雨の短歌でございます。
尊敬するサイト様のTOPのイラストが梅雨バージョンで、そのイラストの男の子の手のひらに落ちている雨粒がお花の形に見え「雫の花」という単語が浮かびました。
とっても素敵なイラストでしたし、見れば見るほど雨粒がお花に見えました。
だから絶対このテーマで詠むって決めてから、何週間経ったことか…。

梅雨時期内に詠めたことは奇跡としかいいようがありません!笑


今回も菅原様からお借りしたお写真です。
紫陽花のアップのこのお写真があたしの感じた「雫の花」のイメージにぴったりだったので即決定致しました。ありがとうございます♪

では、いつもの解説いってみましょう〜
イメージは先ほど書きました、尊敬するサイトの管理人様が書かれる小説のカップルのまんまのイメージです。
ラブラブな小説なんです。とっても幸せになるお話なんです。
だからそのLove&Happy満載で詠んだ短歌なのです。

切ない短歌もいいですけど、今のあたしが詠むならやっぱり幸せな恋の歌。
そっちの方がしっくりくるものが詠めます。

下の句の「いかなときもを」の「を」は感嘆の「を」
感嘆は訳すのが難しいと思うのですが、今回の短歌は「ねぇ」って意味で用いてみました。

話かけている感じが伝わるように。
手の届く範囲に「あなた」がいるってことが読者様にも伝われば嬉しいです。

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