旧和
□わがとりこ…
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わがとりこ あかき冴ゆ光
胸を射る
毒ふくませし
さそり恋星
※光→こう
(あたしの虜よ。赤い澄んだ光があなたの胸を射るわ。甘い毒を含んださそりは、恋の星なの。)
*とっても画像の粗い今回。
パソコンではとっても綺麗なのでお持ちの方はパソコンでご覧になって頂きたいと思います。
さて、今回は木竜さんからのリクエストです。
内容は「赤星または青星」
まず赤星で浮かんだのがやはり、アンタレス。
さそり座の一等星です。夏の南の空に輝くアンタレスはどの星よりも赤く輝いています。
そしてサソリといえば、鋭い尾に含まれた猛毒。
そんなサソリと赤い星と恋愛を結びつけた歌でございます。
完ぺきな古語ではなく、現代語に近いかたちでなるべく詠みました。
さそりみたいな恋ってなんだか、ねっとりしているイメージです。
情熱的で、執着的な。
しっかり毒を相手に打ち込んどいて、麻痺させる。
自分なしでは生きられなくする。
そんな感じです。
皆様も意中の彼にはしっかり刺しておいて下さい。
たっぷり恋する毒を塗った針を…。
木竜さんいつもリクエストありがとうございます!