06/25の日記

00:22
人魚姫
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ありきたりな人魚姫佐野鈴ロベパロディを思い付いて突発的に書いちゃいました桜桃です。

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初めて故郷の海を出て太陽の眩しさを覚えた人魚の少女鈴子は船上の王子ロベルトに一目惚れします。
人と人魚とは会うことなど許されない現実。
もう一度彼に会いたい。
人魚の魔女にお願いして声と引き換えに人間にしてもらう鈴子。
「恋が実らないとき、あんたは泡になって消えてしまうからね」
そんな忠告は殆ど耳に入っておらず期待に胸を膨らませていた。
「君、大丈夫?」
目の前には愛しの王子。
運命のように王子ロベルトの屋敷に居候することになった鈴子だが、彼はあまり良くないコトをしている、知れば知るほどこの恋は実らない、ロベルトは誰も愛していないということがわかってしまった。
声が出ない状態では想いを伝えることもできない。
失恋のショックにより崖から海へ身を投げようとする鈴子。
(この恋が実らないのならいっそ泡になってしまおう)
「なに考えとんねん!」
体か傾いた瞬間私の手を引いた少年は王子の屋敷に使える使用人だった。
彼は言葉を話せない私に何度も声をかけて笑いかけてくれた黒髪の、左目に火傷をおった鈴子のよく知る少年。
「あんたの知らん世界見せたるわ!」
彼はそのまま鈴子の手を引っぱり王子の屋敷から逃げ出します。
彼らは一緒に美しい世界を見て回り、二人は幸せな人生を送りましたとさ、めでたしめでたし!

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昔から泡になっちゃう人魚姫は嫌いだったので使用人の少年こと佐野くん助けて頂き勝手に佐野鈴にしました(笑)
楽しかったからいいと思いたい。
突発的乱文失礼いたしました!

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