BOCALOID

□カイ×レン @短編
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「・・・だぁら・・入ってくんなって言ったろぉが・・ッ」
「・・ふぇ・・?」

カイト兄さんは、いつもより滑舌が悪い気がする・・。
どうして・・・。


ぎゅッ


・・・え?

抱きしめられてる?僕。

「・・・もぉ・・・とまんねぇよ・・?」
「・・・ふぇ?・・・ななな何が・・ッ」

言い終わる前に塞がれる唇。

ベッドに押し倒され、より激しさを増したキス。

「・・んァッ・・らめぇ・ッ・・・ンンッ」

僕の抵抗なんて、カイト兄さんにはきいてないみたいだった。
僕の口から漏れる、
聞いてて鳥肌がたつような、

聞いたこともない、甘い声。

すると、
兄さんの手が、僕のネクタイをするするとはずし始めた。

「ちょ・・ッ!にぃ・・さぁッ」



外したネクタイで、僕の両手首をきつく縛る。
「いった・・ァ・・」
「・・っるせぇ」

おかしいよ?どうしたの?カイト兄さん。
僕、こんな兄さん知らない・・・・。


服を無理やり脱がせると、今度は僕の首へと唇が移る。

「ンン〜〜ッ////」

羞恥心が一気にこみあげる。

僕が男である以上、カイト兄さんは男の体のつくりをよく知ってるから、
逆に・・・恥ずかしい。

(まだ、こんなもんか)
(レンってこの程度)
とかって思われるのが、本当に恥ずかしくてたまらない。
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