短編
□甘いコーヒーのように
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賢治が道大の口を舌で割り、道大の舌を絡めとる
賢治の舌は喉が痛くなりそうなくらい甘かった
「残りの分…しっかり頂いた」
「てめぇ…///口の中が甘ったりぃんだよ」
「テーブルクロスを見ろ」
そこには先程溢した紅茶とコーヒーが混ざりあっていた
「俺達みたいだな…」
「な…何言ってんだよ///」
「お前の体…甘くて好きだ」
「…っ///」
賢治の言葉に道大は反応してしまう
「道大…今度はお前を飲み干したい」
「て…てめぇ///口説いてんのかよ…//」
飲まれてもいい
自分の全てを飲み干して欲しいと道大は思った
「俺は…やはり甘いものが好きだ」
「俺はその…おめーみたいな甘くてほろ苦いのが…好きだからよぉ…」
テーブルクロスを拭き始めている賢治に道大はまた飲まれていった
甘いコーヒーのように 〜fin〜
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