短編
□愛しいあなたのために
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「道大は?」
雄太が帰ってから二時間、まだ道大は帰って来ない
「まだ帰ってないみたい…」
風之助も心配になった
「僕…少し探してくるね」
「わかった…」
とりあえず雄太は道大と別れたコンビニに行った
「二時間くらい前に黒髪の20歳くらいで…身長は180pより少し低めのアホ面の男は見ませんでした?」
「あ〜、エロ本買いに来た人ね…確か店を出たら誰かと会ってましたよ」
「誰かってどんな人ですか?」
「若い男が二、三人いて…その後は見てな…あっあの三人です」
店員の指を差したドア越しにがらの悪そうな男が三人いた
「ありがとうございます」
「(可愛い子だなぁ…)」
雄太はコンビニを後にした