SHORT NOVEL
□White day
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今宵はどんな夢を見ようか
貴方にとって最高の日でありますように……
今日は━━
〜White day〜
「頂戴」
「………は?」
待って下さい
何ですかねぇこの状況
確か雲雀君に呼び出されて並中の応接室に来たのはいいんですがいきなり「頂戴」と言われ何の事やら……
「くれないの?」
「何をですか??」
くれるも何も全く心当たりも全くない
「君気付いてないの?」
「だから━━…」
バンッ!!
「骸!来てたんなら声かけてよ!!」
煩く入って来たのは綱吉君
逢いたくなかったから声かけなかったんですが……
と言うか何故此処にいる事を知ってるんでしょう
「やあ君も来たの」
「あ、お邪魔します」
「次からノックしてね」
「は〜い
そう言えばもう貰いましたか?」
「まだだよ
忘れてるらしくてね」
「酷いなぁ……」
等と勝手に話を進めている
先刻から一体何なんですかね
「今日って何かあるんですか??」
「まだ気付いてないですね」
「いい度胸だね全く」