SHORT NOVEL

□You side
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「少しだけ……」

少しだけ少しだけと自分に言い聞かせながら雲雀さんの口唇にそっと指を伝わせる

「わ……柔らかい…」
「ふ…ぅ……」

やば起きちゃうかな?
でも起きる気配ないし……
もう少しだけならいいかな?
なんて浅はかな考えを持ってしまった

指を口唇から頬に滑らせ少し此方を向かせる
雲雀さんの柔らかい口唇にそっとキスをする
体重がかかりベッドがギシリとなった
その音に少しびっくりした

「んぅ……ふ…はっ……」

ヤバイ……
止まらない……
触れるだけのキスにするつもりだったのに気が付けば深くなっていた

「んぅ?……んぁ!……んはっ……つなっ……!!」

あーぁ起きちゃった
でもごめんやめられないんだ

「はっ……はぁ…」
「ん……ごめんね?」
「つなよし……お兄ちゃん?」
「止まらないんだ……」
「え?……ひぁ!!」

着ていたシャツをまくり上げ脱がし胸の突起に触れる
雲雀さんの反応が可愛くてやめられない……
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