頂き物&捧げ物

□好きって事は…
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「……で、用ってなんだ?」





今、俺の前には幸村がいる。なんか、俺に用があるからって言ってわざわざ甲斐から来たらしい。

しかし、幸村はさっきから正座をして下を向いたままじっとしている。



「あのよぉ、俺に会いに来てくれたってのはすげぇ嬉しいんだが、何にも言わねーってどういう事だよ」


「っ!……まっ政宗殿!」


顔を異常なくらい赤くした幸村の口がやっと開いた。



「某と……っ!」







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