拍手文
□佐助日記〜St. Valentine Day〜
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主の話によると。
『Hey!!My sweet honey!今日はお前にpresent持ってきたぜ』
何の前触れもなく、突然やって来た独眼竜。
『ぷれぜんと?』
『贈り物だ』
そう言うと、今主の手にある小箱を渡してきた。
『お気持ちは嬉しいでござるが、その様なお心遣いは…』
『いいんだって、今日はValentine dayだからな』
『ば、ばれん…?』
『好きな奴にchocolate贈る日だよ。西洋の菓子だな。まぁ、ずっと未来の話だから、知らねえのも無理はねぇが』
幾分知識のある俺様にも、いまいち分からない話だ。
『政宗殿は未来が見えるのでございまするか!?』
純粋なんだから、あんまいじめないで欲しい。
『ま、そこはアレだ、アレ。確かに渡したぜ、じゃな!See you later!』
そう言うと、来たときと同じ様に忙しく帰って行ったらしい。
『好きな奴に…?っっっ!?破廉恥でござるぅっっっ!!!!』
…実に主らしい反応だ。
直ぐに反応しなかったのは、未来の見える独眼に驚いたからだろう。
俺様もびっくりだよ。