上下の宇宙

□概要
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ストーリー


第二次世界大戦以降、大戦を迎えることなく迎えた西暦2XXX年。

日本、イギリス等の島国や大陸は環境破壊の影響によりすでに、国土の3〜5%が水没していた。
このことを重く見た国連は「環境保護決議」を採択しCO2の削減に成功した。

暫くして人類は、主要エネルギーとして使っていた天然ガスの枯渇により重度なエネルギー不足に陥るのであった。

その中で最も早くエネルギー不足から抜け出したのはアメリカだった。
しかしエネルギー不足から抜け出すきっかけとなるエネルギーをカナダ、メキシコ以外の他国には口外しなかった。
更にアメリカはさらに驚くべき事を発表する。アメリカ、カナダ、メキシコの国々の併合である。
これにより「北アメリカ連合国」が誕生した。
そして連合国は今までにない機械、武器などを開発し他国を脅かすのだった。(第二次産業革命)

しかし、これによりCO2は例年の10倍の排出量を記録し日本は国土の15%、イギリスは10%、ユーラシア大陸の2%等を水没により失う大惨事に見舞われた。

この結果を受けてEUと日本、中国、韓国は同盟を結び(欧東同盟)、併合し欧東連合国と名乗り声明として「北アメリカ連合国は国連により採択された『環境保護決議』に違反する」として北アメリカ連合国に対して謝罪を求めると共に多額の罰金を求めた。
しかし、北アメリカ連合国はこれを無視した。

それをうけて欧東連合国は国連を脱退する。

それから4年後、欧東連合国は「欧東連合軍」と名乗り北アメリカ連合国に宣戦布告する。これが後の五ヶ月戦争である。

この戦争に欧東連合軍は四年間で蓄えた技術力と人海戦術によって北アメリカ連合国軍を圧倒。五ヶ月で降伏させるに至った。

五ヶ月戦争の勝利した欧東連合国は北アメリカ連合国を併合し、その勢いで地球圏の勢力を全て制圧するにいたる。

そして欧東連合国は「地球連邦」と名乗り、それ以降の年号を世界統一で「太陽紀」とした。


それから74年後。


太陽の活動が急激に衰え始めるのだった。その原因は地球からの観測では全く分からなかった。
それにより大陸の15%が永久凍土となり、人口の16%を失う一年間を迎えたのだった。
これに危機感を感じた地球連邦は宇宙経験豊富なパイロットを集め、太陽に接近し原因を究明しようとするのだが。

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