銀魂(話)

□禁断重複
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※3z担任銀八と保険医高杉で銀高









「高杉せーんせっ!」


保健室の扉が開いたかと思うと、見慣れた姿。ぼさぼさの天然パーマに制服を着崩した少年…坂田銀時の姿がそこにあった
こいつは俺の担当の生徒でも何でもない。接点は何も無いのに、何時の日からか昼休みの度にコイツは此処に来るようになった。



「何の用だ」
「うわー、冷たいねェ高杉先生は…」
「此処は保健室だ。怪我人や病人以外に用は無ェんだよ、だから帰れ」
「酷っ!俺病人なんですけど?」



その一言に大きく溜め息を付くと、人差し指を銀時の額に押し当てた



「馬鹿は風邪ひかねェしお前は頑丈だつまりお前は保健室に来る必要は無ェ」
「いやいや俺も一応人間だから、病気位かかるから」
「じゃあそんだけ元気なお前ェが何の病気にかかってるって言うんだよ」



その質問に銀時は威張ったように胸を張り
腕組をしながら俺に向かって堂々とこう答えた。



「恋煩い」
「…死ね」
「死ねは無くない?これ高杉先生にしか治せないんだけど?」
「ふざけんな、本当にそうだとしても恋煩いに効く薬なんか無ェよ」
「だーかーらー、高杉先生が俺にチューしてくれたら俺一発で治「いい加減にしろ」


毎日毎日よく飽きねェなコイツ…



「そりゃあ高杉先生だから?」
「…人の思考読んでんじゃね……っ!」



俺の言葉をそれ以上口にすることは叶わなかった。ふと甘い香りがしたかと思うと、温かい体温が俺の体を覆ったからだ
離れようと胸板を押す前に腰に手を回され逃げる事は叶わない



「…ね、本当は先生も俺の事好きでしょ?」
「…んな訳ねェだろ」
「嘘…だって心臓バクバク言ってるもん」
「俺ァ男で先生だ、生徒に手ェ出すかよ」
「関係ないよ…手ェ出せないなら俺が勝手に出してあげる。」






禁断重複


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先生と生徒、しかもこんな感じなBLだったら萌えVv


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