†マ王★小話.
□渋谷有利の疑問1
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俺が眞魔国の魔王になってもう数ヶ月。
なんでも柔軟に受け入れられる俺だけど、
どうしても理解できないものがある。
「あ、陛下。おはようございます」
「おはよう、コンラッド。…陛下って呼ぶなよな」
「すみません、ユーリ」
この美男子さんはウェラー卿コンラート。
ずっと俺の傍にいてくれて、今では恋人同士だったりする。
で、今回の疑問の原因はこの人。
その疑問というのは…
「なあ、コンラッ」
「布団がふっとんだ」
…これだ。
「はぃ?」
思わず変な声をあげる。
コンラッドは自慢げに語りだした。
「新しいギャグを作ろうと思いまして」
誰か教えてくれ。
長男、次男、三男と…
なんでこんなにもどこかおかしいんだ…
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