NOVEL
□その腕で、その声で、
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きっと、きっと。
あたしはあの人の腕に包まれたいんだ。
あの人の腕に包まれたなら本望。死んだとしても悔いはない…
なんてことないんだろうな
それくらいで死んでしまったら勿体無い。
十二分に味わった後きっと、多分、絶対その次を求めるのだろう
その口であたしに愛を囁いてだとか
そんなこと思ってしまってる辺り相当ヤバイ
木手があたしのこと嫌いなのは分かりきってるのに
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