ホモ部屋
□Love With Notice
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「…何なんスか、ホンマに!」
笑われる理由なんか分からなかったし、何で笑ったのかなんて追及する気もない。
「…………ところで。」
尚も笑っている千歳先輩に問い掛ける。
「何でこの教室来てんですか。」
キョトンとした顔をして、理由を探してる。理由無いなら無いと言ってしまえば良いのに、と思っていると、千歳先輩は口を開いて、
「光クンが居ると思ったから」
真面目な顔で言われて、こっちが恥ずかしくなる。
「阿呆や。」
ポツリ、と小さく呟くと、千歳先輩に聞こえていたようで。
「そげんこと無かよー」
嫌みを笑顔で返されて、気まずくなる。
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