現在

□全てベジータの仕業。
2ページ/4ページ



「あーあ。あんたのせいでトランクス起きちゃったじゃない。」


トレーニングに行くのは勝手だけど。
いい加減、窓から侵入するのは止めて欲しいわ。

「…物音は立てていない。」


アイツは怪訝そうな表情を浮かべるけど、理屈じゃないのよ。


この子は、こんなに小さくてもちゃーんと、あんたの気を分かってる。


大抵がご機嫌斜めなのは、アンタが家を開けてばかり居るからだわ。


「どう?スーパーサイヤ人にはなれそう?」


癪だから、アンタの地雷をワザと踏んでみる。


「貴様には関係ない。」


案の定、怒気を募らせて睨んでくるけど、全然怖くないわ。


私がもっと怖いのは、あんたが目の前から居なくなる事。


そんな事、言った所で伝わらないでしょうけど。

「おい。飯は…。」


「用意してるわよ。」


ムカつくけど、あんたが死ぬのは嫌だし、地球が破壊されるのもゴメンだわ。


だから、出来る限り協力してあげる。
でも平和になった暁には、必ずあんたに私の言うことを何でも聞いて貰うんだから。


今に見てなさい!
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ