小説

□逃げられない。(7p)
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「なんかBいつもと違くないか!?いや同じったら同じなんだけど…」
「そおねぇ、ユーゼフ様が関係してるのは間違いないでしょうけど…w」


こそこそと様子を見ているツネッテとAにも気づかす、午前中はぼうっとしたまま体が勝手に仕事をこなしていた。


(別に…アノ人がどうなろうと俺には関係ないじゃないか…。いや、もし俺のせいなら無責任過ぎるか!?でもだからどうして俺なの…!?)

自分との問答に疲れ、休憩室へと足を運ぶ。その間も頭は彼でいっぱいだった。
まったく、何か言いたい事があるなら夢じゃなく直接言えって…まあ、その場合俺は逃げているだろうけど。

休憩室には誰も居なかったので、とりあえず一人分の紅茶を入れてテーブルに向かう。
と、足が途中でぴたっと止まる。…どうして彼がいるんだ!朝から俺の頭を悩ます元凶がっ!!
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