小説
□かき氷は恋の味!?(8p)
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「そういえば遅いね。…あのコは何味がいいんだろうねぇ?」
何処からわいたのか、お向かいサンことユーゼフも混ざっている。
「…何なら賭けてみるか?」
セバスチャンもBの事になると密かに燃えるのか、珍しく悪乗りしてくる。
「おー!いいなそれ!!どの味は誰って決めといて、Bくんに選ばれた味の人は…うん、『かき氷を食べさせてあげる&食べさせてもらう』でどうだ?」
「…まぁ、その辺が妥当だな」
「ちょっと物足りない気もするけどね…仕方ないか」
こうして、何も突っ込めずに見ている使用人達をよそに、セバスチャン・デイビッド・ユーゼフの3人で静か?な戦いが始まった。…当の本人・Bは知る由もないが。