◆絶対に「死なない」こと。(>_<。)◆
うつ病はわけもわからない抑うつ感と絶望感、かなしみ、孤独感などに延々と襲われるとてもつらい病気です。
その苦しみによっては、「自分が生きていても仕方がない」と錯覚してしまうこともあります。 とてもつらいことと思います。
でも、それでも、決して死なないでください。
あなたのことを心配し、回復を何よりも願っている家族や仲間がいます。あなたが自殺すれば、たくさんの人達があなたの死を悔やみ、悲しみ、苦しむことでしょう。。。 あなたの大切な人達にそういう想いをさせないでください。身をもって、「生きて病気に克つ」
こと、そして、「命の大切さ」を証明してください。 それがあなたがうつ病になった意味なのです。
どうしたらその証明ができるのでしょうか。。。
あなたの周りの家族や主治医に「私は絶対に自殺しません」と約束しましょう。できることなら誓約書を書いてそれを周りの方にも見てもらい、サインしてもらいましょう。
例えば…
【誓約書】
私は絶対に自殺しません
つらいときは必ず相談します。
○○年○月○日
サイン 本人
家族
主治医
こういうものを家族や主治医に協力してもらい、紙に書いてお守りがわりに身につけておきましょう。家族や主治医もこころよくサインしてくれるはずです。(^^)
もし「死のう」と決めたら、自分を傷つけるのではなく、病院を駆け込み寺と思って即入院して自分で自分の身を守る練習をして下さい。
◆回復のときも要注意 (>∩<)φ ◆
病気が良くなったと聞けば自分も周りもとても安心です。しかし、この病気は回復の時がまた要注意なのです！ι(｀ο´)
回復すると、今まで苦しみの中で周りが見えなかった人が現実に戻り、色々な不安と直面します。例えば、これからはもう一人でやっていかなければいけない不安や会社で上手くやっていけるだろうかという焦りなど… 守られた環境から独り立ちしていかなければいけない寂しさからふと「死」を意識する場合があります。 また、薬が効いて心のエネルギーが得られ、自殺する体力も兼ね備えていることも要因になっています。
実際、ワタシが働いていた病院にも、退院が決まったり、退院してから自殺してしまった患者さんがおられました。
だから、治りつつあるときも自分はまだまだ危ないということを必ず自覚しておいてください。
◆悪化のサインを知る◆ (*_*)
これもうつ病とつきあっていくうえでとても大切なことです！ 自分にどういう症状がでたら具合が悪くなるか、普段の自分を観察しましょう。 そうすれば、今後、病状が悪化しないためにどうすればいいか分かるはずです。
例えば、寝不足になったら調子が悪くなる人は、少しでも時間を作って休むようにすれば悪化を予防できると思います。
自分自身を知って、自分で病を予防していく。 それこそが、より早く病を治すコツと言えるでしょう。
◆ＳＯＳをだそう！◆ (☆＿☆)ノ
うつの方はココロのやさしい方が多いです。
その人に迷惑をかけたくない想いからつらい気持ちを自分だけで抱えてしまいます。 その想いが無意識のなかで溜まっていき、いつかパンクして衝動的に自分を傷つけてしまう恐れがあります。
自分がツライとき、相談できる人はいますか。。。(ノ_-｡)
家族、友達、恋人、主治医…
たった一人でいい、自分がＳＯＳを出せる信頼できる相手をみつけましょう。
大事なことは一人で悩まない、決断しないでください。今の苦しみは、いずれ終わります。
もしＳＯＳがだせたとき、あなたは「うつ」に勝ったのです。そう思って自信をもってくださいね！
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