Milky load.

□W dear
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作戦本部に着いた本隊は即行で解散、隊長だけは報告の為に司令官の元に直行した。
分隊は汚れが酷い為に全員シャワー室へ直行した。
第四部隊に与えられたシャワー室は熱気と湿気が籠る。
更に脱衣所は服を着るまでに湯冷めする温度なのだから、欠陥としか言い様が無い。
しかし一番汚れる部隊が故、取り上げられたらたまらないので、誰も文句は言わない。

「洗濯物はあっち。新しいのはこっち。」

「あれ?」

頭を拭きながらシャワー室から出て来たジーンは、既にリーダーが着替えすら済んでいる事に驚いた。
もたもたしていて確かに自分より後に入った筈だ。
ジーンと同じく不思議に思っていたシメオンとレオにも、先輩は親切に教えてやる。

「裸を見られるのが嫌なんだとよ。」

「何それ。超可愛いんだけど。」

「「…。」」

シメオンとレオが冷たい目を向けても、ジーンの熱を冷ます事は出来なかった。

「俺の為に操を立ててくれてるんだな?」

「ミサオって何?」

「うん、えーっと。貞操を守り通すって意味。」

「テイソー?」

「えー、マジかよ。」

しかし、意外にもジーンの熱を冷ましたのはリーダー本人だった。
腹を抱えて爆笑する三人にジーンは返す言葉も無かった。

 

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