不二受短編

□★座薬(跡不二)
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「跡部」
不二は後じさった。
だが、不二の抵抗をものともせずに、跡部は不二のパジャマのズボンをずり下ろしてしまう。
半ケツ状態である。
不二は思わず赤面した。
「ちょっと、やめて」
「うるせえな。おとなしくしてろってば」
逃げようとする不二を捕まえて、跡部は座薬をパックから出した。
「こら、不二!」
乱暴に押し倒されて、不二は情けなく跡部を見上げた。
「勘弁して…」
「うるせえな。ケツに手ぇ突っ込んでガタガタいわすぞ」
氷帝の跡部に凄まれて、不二は一瞬黙り込む。
その隙を跡部は見逃さなかった。
「…ぁッ」
跡部が不二の尻穴に座薬を差し込もうとするが、不二が力を入れているためなかなか入らない。
「この」
じたばたと格闘しているうちに、ついに跡部が座薬を不二の尻に入れることに成功した。
だが、勢い余って跡部は自分の中指まで不二の尻穴に入れてしまった。
「………あッ」
不二が妙に艶めいた大声を上げる。
「……」
「………」
ふたりとも押し黙った。
「…なにオマエ、今感じた?」
「……」
不二は固まっている。
「…ここか?」
興味本位で、跡部が指を折り曲げた。
「んんッ…やッ…」
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