不二受短編

□★グランドスラム(リョ不二)2
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不二の小さな尻穴を、指で開いて舌を入れる。
紅い肉襞が覗いていた。
「越前……」
「ん?」
熱心に不二の尻穴を舐めているリョーマに、不二が呆れた声を上げる。
「朝ご飯は?」
「んー…こっちが先」
ぴちゃぴちゃと水音をさせて、リョーマを受け入れる器官を丹念に愛撫する。
最近、リョーマは不二の尻を舐める行為を気に入っていた。
小ぶりな尻を間近で見られていいじゃん、というのがリョーマの言い様だ。
「不二先輩、こっちも反応してるくせに」
おもむろに不二の前に手をやると、むんずと勃ち上がりかけた性器を掴む。
「これは…朝だから」
「そう。つまり朝は、ヤるのにイイってことでしょ」
適当な屁理屈をこねて、リョーマは再び不二の尻を舐めることに没頭した。
しばらく舌を遣っていると、リョーマの雄が段々と反応してくる。
「不二先輩、ゴム取って」
枕元に手を延ばした不二が、真新しいゴムの袋を破いてリョーマに渡した。
それを装着したリョーマが、ベッドの上を移動して不二に覆いかぶさる。
「こっち向いて」
顔を向けた不二の唇をふさいで、リョーマは彼の股間をまさぐった。
 

プロテニス界はリョーマの最年少グランドスラム達成に湧いていた。
「…ん…ぁ……あッ」
そのリョーマは今、コーチ兼マネージャーである不二と結婚し、ハワイへ新婚旅行に来ていた。
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