WJ

□HappyBirthday俺
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オマケ+コメント



土方の手には先程書いていたメモがあった。

「……変な字」


ラブレターだったらとアイツは言ったのに、丁寧に書かれている。自分の名前はご丁寧に筆字で、土方十四郎!。おい果たし状か何か書いてたのか?


その下を見ると、



「ショートカットつり目&開きっぱ…なんかムカつく……」


自分の事なのに他人から開きっぱと言われると腹が立つ。


「…マヨネーズ…………………」


ま、マヨネーズの下何て書いてんだこれ


「だんかだっだだだーと思う?はあ?

なんかカッコイイーと思うです。ハイマヨネーズパンどーぞ」


メモの上にマヨネーズをぬったくったパンが出される。垂れる垂れる!!


「人の「」に文字入れんなや。俺が言ったって思われるだろーが。」

「いやー、いつまでたっても分からなそうだったので」

「ご親切にどうも……」

「ありゃりゃ、」



マヨネーズが大量過ぎて手がベタベタ。お約束って奴か、
でも待てよ。お約束ってことは俺がこいつの指を舐める方向に持っていかれそうなので、ティッシュを渡すべきか、タオルを渡して洗いに行けってって言うかは自由だから、言おう。ここは左右されることなくハッキリ言えばいいと思います。あれ?今、作文にフリーダムが的なものなかったか?


「とにかく手ェ洗いに行け」

「土方さん何かと格闘してたんですか?」


よし、言えた。相手は俺の回想中の顔を見てたのかおかしそうな顔で伺って来た。
……いや…何もおかしくねえ。おかしいのはコイツの頭と総悟だけだ。



「…?」


けど、いつまでたったもコイツの影は引かない。


「すいません、ちゃんと洗いに行きますから」

「…な、にやって……んだ……」

「ナニって…勿体無いので舐めてるんです」

「舐め…――、っ」


おいおい。成人男性の前で普通指舐めるか?しかも、くわえ込んだり指の間舌先で舐めるなよ……、


ゴ、クン…



あ、ヤベ喉鳴った。

「いや、……でも別に気にすること無いし…」

「んー…?
どうひひゃんでひゅか?(どうしたんですか?)」


ワザとかァアア!!!何かが出そうになるッ、頼むから上目遣い止めろ。止めてくれっ!


「お前、俺苛めて何たくらんでんの?」

「はい?」


見ないように顔を背けても、近付いてくる彼女の肩を押さえるので精一杯だ。



(意識とか全然しないってのになんなんだ?もしかして俺って病気?)
(あ、土方さん顎にマヨネーズが付いてます舐めていいですか〜?)
(あぁ?あご……?ッ待て待てこら許可無しに)
(あー土方さん女押し倒してまさァ。大丈夫です、ちゃんと写真とっておきました)
(総悟ォォォオ!!)




おしまい


コメント。
五月五日に本当は載せる予定でしたが、のせられませんでした。……すいません。
そして結局七日になってしまい、とても申し訳ないです。ですが、折角書いたのに載せないのもなんだか癪なので、載せさせて頂きました。

銀魂初めて初、キャラの誕生日を祝えました。今後とも祝っていきたいですので、その際は目を半目にしながらみてやって下さい(汗)。


遅れましたが、
土方十四郎様、お誕生日おめでとうございました!!

20090505.
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