ハヤテのごとく!

□ナギマリクエスト・表 全てのはじまり
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「う〜〜ん」

三千院ナギが目を覚ました場所はいつもは少し……いや、かなり違う場所だった。
一言で言うなら
森。
それも、ドラ〇エに出てきそうな。

「マリア〜 これは一体どうなっているのだ?いつ部屋のリフォームをしたのだ?」

イマイチ状況が呑み込めていないナギ。

「どうやら屋敷とは別の、どこか遠い場所に来てしまったようですね」

状況を完璧に把握しているマリア。

「とにかく、誰か探して話を――」

「その必要はない!!」
どこからか聞こえる、謎の人物Aの声。

「何者だ!?」

森にこだまするナギの声。

「確か三千院ナギといったな。お前達が何故ここにいるのか教えてやろう!!」

「まさか、お前は!?」
「そう、私は神の使いリィン・レジオ――」
「悪徳神父!!!!」

そう、彼は教会の下のダンジョン(いまは三千院家の屋敷)の地縛霊、秋葉のロード・ブリティッシュこと、教会の下のダンジョンを作った張本人、悪徳神父、リィン・レジオスターである。当然、マリアには見えない筈であるが……

「ナギ。誰ですか。その、いかにも胡散臭そうな神父は?」

なぜかマリアにも悪徳神父は見えている。
「登場早々、酷い扱いだな」

普段の行いが悪いせいだ。この悪徳神父。

「とうとう作者にまで見放されたか。かわいそうに。ハヤテよりも扱いが酷い。作者は鬼だな。」
しかし、話を進めるために、悪徳神父には働いてもらわなければいけない。ということで話を進めろ。

「私に命令とは。いい気になってもらっては困る。私は仮にも神の使い――」

う〜ん 紫子さんだったら……いや、ここはハルさんに代役を……
「すいませんでした。作品から除外するのだけは止めてください」
そこまで言うなら仕方ない。話を進めろ。

「まあ、君達は別の世界に来てしまった訳だが…… 説明がぶっちゃけめんどいんで、次のページの回想をみてくれ」

ということで、回想が始まります。
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