日和

□Sweet Life
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照れ屋さんなんだから







Sweet life








「大王、」

「んー?」

彼女は俺を呼ぶと両手を広げて手を伸ばす。
抱っこして欲しいとでも言うかのように。
最近彼女は沢山甘える。今までは恥ずかしがって全然こんな事しなかったのにな。

「暖かいね」

「…っ…」

要望通りぎゅっと抱きしめてすべすべの頬にほお擦りしてからちゅっと口にキスを落とすと彼女は顔をまるで林檎の様に紅くして俺の黒い着物に顔を埋め、必死になって隠す。

からかうようにちょこんと見えてしまっている彼女の耳にキスをする。
彼女はくすぐったかったのか更に顔を埋めてしまった。

今度は耳まで紅くなっている。

「可愛いなぁ、君は本当に。もっと虐めたくなる」

「…意地悪しないで下さい!」

そう言って彼女は顔をあげる。
頬をぷくーと膨らませて、目尻に涙を溜めている。


あ、その顔良いかも。


とりあえずまた意地悪するためにちゅうとキスをしてやると、彼女は目を真ん丸くして顔を真っ赤にさせた。







ああ、とっても可愛い。可愛すぎる!!!!!
(どしたの?林檎病?ハァハァ)
(大王、息が荒いですよ)









End


******

元々拍手用だったのが消えた…3と電話ボタン押し間違えるってどうゆう事?
↑こんな不注意で内容が変わっちゃいました。申し訳ありません。ごめんね大王!!!

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