最遊記(Not.D)
□仕事(三蔵&八戒)
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三蔵:ペラッ
(雑誌を捲る)
八戒:「探し物ですか、三蔵?」
三蔵:「ん?あぁ、暇なんでな……。仕事が無いかと、見ていた所だ」
八戒:「へぇ、三蔵にしては、珍しいですね。で、どんな仕事が良いんですか?」
三蔵:「そうだな、…手っ取り早く金になる仕事だ」
八戒:「ハハハ…。(苦笑)で、例えば?」
三蔵:「家庭教師」
八戒:「…三蔵、悪い事は言いませんから、やめておいた方が……。」
三蔵「なんでだ。」
八戒:「三蔵に最も合ってない仕事……だからですかね。」
三蔵「何処がだ」
八戒「例えば」
『悟空:先生、ここどうすれば良いんだ〜?
三蔵:知らんな。少しは、自分で考えてみたらどうだ。
悟浄:なぁなぁ、先生。さっきの所だけどよ〜。
悟空:それよりさ〜、この問題〜。
三蔵:てめェら、うるせェんだよ!(ハリセン)』
八戒:「と、言う所です。」
三蔵:「なら、教師になる為の準備も辞めるか。」
八戒:「それは、それで、違う仕事に生かせますよ」
三蔵:「例えば」
八戒:「そうですねー。あ、添削なんて、どうですか?」
三蔵:「…」