海宝
□第1話
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富、名声、力
かつてこの世の全てを手に入れた男
海賊王“ゴールド・ロジャー”
彼の死に際にはなった一言が全世界の人々を海へと駆り立てる
「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる!!探せ!この世の全ての底に置いてきた」
男達は、浪漫を求め海へ駆り立てた
そう世界はまさに
“大海賊時代”
といわれる時代の中もう一つ海賊や海軍そして全世界の人々を揺るがせるもう一つの事件があった。
海軍本部“聖地マリンフォード”
“英雄”ガープや“仏”のセンゴク
まだ彼等が若かりし海兵時代に起きた事件
“四神の乱”
そんな歴史的大事件に関わるのは、四皇と並ぶもしくはそれ以上とも言われる四獣
四獣とは、青龍、朱雀、白虎、玄武
東西南北と四方に司る守護獣だ
東に青龍、西に白虎、南に朱雀、北に玄武。彼の者達は海、山、地それら全ての自然や空気をこの世のあらゆるモノを護るとされている
青龍は東の海(イーストブルー)で全ての海域の海を守護し白虎は西の海で全ての地を守護し朱雀は全ての空を守護し玄武は全ての山を守護をする
昔々
彼等は蒼き龍と白き虎と朱き鳥と黒き亀と本来の姿から人の子の姿に変え自分の主と共にこの世界全ての海を自然を護っていた
静かにこの世の行く末を見守っている
皆は彼等を崇め信じていたのだ
それを気に食わないと創世主達は彼等を滅ぼしにかかった
彼等が守護している全ての地を全勢力を全権力を振りかざし次々と破壊していった
それを視た彼等は怒り苦しみ哀しみこの世界の均等を鎮めようと全ての力で持って対抗していた
それがまた気に食わなく創世主達は彼等を殺した
殺したのは四神の彼等ではなく彼等の主だった
彼等の主は彼等を庇い死んだ
創世主達はこれで邪魔者は消えたと喜び自分達のあるべき場所へ帰っていった
彼等は酷く哀しみ酷く怒り主達を殺したそう創世主達に報復しようと
奴らの場所へ向かった
向かった場所はマリンフォード“海軍本部”
そこに創世主達は向かい暫く居座るという情報があった
それを聞いた彼等は奴らを殺しに海軍本部へ向かう
やがて海軍本部に着き彼等は海軍本部を潰しにかかった
海軍達は突然の奇襲に慌てながらも冷静に応戦した
創世主達を安全な場所へと移動させるために
そう彼等の目的が解っていたからだ
彼等はそんな姿を目に捕らえ奴らに向かっていった
全ての元凶を滅ぼしに
暫くして争いは止み海軍本部は全壊、創世主は全滅、死者創世主のみという歴史的大事件
この大事件は瞬く間に全世界に知れ渡った
恐怖の念を人々は抱き畏れた
彼等は傷つきながらも二度とこんな事件(こと)が起きないよう世界の均等を護りに静かにそれぞれの地に眠った
次に現れる主達を待ちながら
…これは海賊時代が開かれる数千年の言い伝えである
物語はそれから逝く年の月日が流れ彼等の主達は転生をし彼等の元へたどり着き一緒にこの世界を護った
やがて悪魔の実という不思議な実によって時代は瞬く間に絶望にも変わっていく
数百年と断ち彼等がまた平和に暮らせるようにと願い思ったことをその実によって大きく変わっていく
それは海賊王が生まれこの世に名を轟かし彼ら時代を創った時代の話
大海賊時代に運命の悪戯で来たそんな彼女らの物語