シリーズ
□needless
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ふと気が付くと私は知らない場所にいた…私は学園にいたはずなのに、明らかに学園ではない場所。
キラキラ光るものと崩れていく地面に紫の空。ここは何処?分からない。騒がしくなったと思ったら紅の髪をした人と髭の人がよく分からない怪物に連れられていなくなった。
「あなたも早くこっちへ!!」
声が聞こえた方を向くと、夕焼けの茜色の髪をした人と何人かの人がいて、すぐに彼に駆け寄る。
最初に声をかけてきた人がよく分からない歌を歌っていたけど、気にもしなかった。だって私はやっと見つけたから…
ー見間違いかと思った
(何年も見付けられなかったから)
ー見つけられると思わなかった
(私は創られた存在だったから)
でも、確実に糸が繋がっている人がいた。
私がいま持っている感情は歓喜
私の〈戦闘機〉である私のたった一人、唯一の所有者であるneedlessの〈犠牲〉サクリファイス。私の〈ご主人様〉マスターを見つけたのだから…
***
やってみたかったloveless混合。本文からわかるように主とルークが対です。これは痛々しいのを目指してます。
20100812