シリーズ

□needless
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「どこ…?」


目を醒ました時また知らない場所にいた、周りをみると朱色の髪のした私のマスターがいた。


「…マスター?」

「んだよ、マスターって」


マスターの瞳には敵のサクリファイスがよく映す色…恐怖と拒絶を映していた。


「私が守ります。」


無意識に言葉が出ていた。


「身体も心も魂も全部マスターに捧げます。命を掛けて守ります。だから何も恐れないでください。」

「なん、で…?」


マスターの手を両手で包み込んで言い切った私にマスターは、まだ不安そうに瞳を揺らしている…。恐がらないでいい、絶望しないで欲しいって、本気でそう思った。これがサクリファイスと戦闘機の間の訳の分からない強すぎる絆なのかな?初めて正しいサクリファイスを得た私には分からないけど…


「私たちはどんな2人よりも強い絆で結ばれているんです。だから、恐れないでください、拒絶しないでください。」

「っ、」

「何があろうと私は貴方を受け容れます。」




包んだ手に力と精一杯の想いを籠めた。





***
えっと、崩れてからベッドのある個室であの人たちのアレ…(書きたくない)があったってことにしてください。
2010/08/13
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