携帯獣

□予想外
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久しぶりにジムに挑戦者が来た。最強のジムなんていわれてるトキワジムに挑戦者なんて滅多にくる訳がないし、俺自身もしょっちゅうジムを空けてるから(一応自覚はある)かなり久々の挑戦者だ。


挑戦者は俺よりも年下の女で、見たことの無いポケモンを使っているからきっと、別地方出身なんだろう。最近噂になっている“カントージムを次々と撃破している少女”は彼女のことだろう。




無表情でジムトレーナーを次々と倒していく彼女は圧倒的で確実に強いと感じた。戦うのがこんなに楽しみな奴は久々で、思わず笑みが零れる。



本気になれる相手…滅多にいないソレはシロガネ山に引きこもっている最大のライバルを思い起こさせる物で…そろそろ食料届けねぇと…(一度様子見に行ったら死にかけてた)彼女もレッドに似た気配を纏っていた。



早く戦いたくてウズウズする自分を抑えて、彼女が自分の前にくるのを待つ…矢印パネルに戸惑っている様だが、確実に自分の所に来るだろう。


「……ついた」


彼女は俺の前まで辿り着くと、ふわりと倒れた。


「は?おい、大丈夫か!?」

「酔った…」


急いで近付き支えた彼女はそれだけを言って気を失った







***
グリーンさん視点…キャラ掴めないが頑張った。とりあえずレッドさんの面倒みてる苦労人(笑)
 

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