詩 其の壱
□青空
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降り続いていた雨は止み
雲の隙間から覗く青
手前に見える山の木々
ここからじゃきっと届かない
あの青空は遙かの彼方
だけど確かに目指す場所
この頂上から見上げれば
もっと綺麗に見えるだろう
緩い坂道に踏み出した一歩
空は青く輝いている
風に揺れるは緑の木々
頬を伝った涙は乾き
見上げた雲に覗く青
希望に満ちたこの世界
手を伸ばしても届かない
僕の未来は遙かの彼方
だけど確かに歩む道
いつかどこかで振り返れば
きっと誇りに思えるだろう
緩い坂道に踏み出した一歩
空は青く輝いている
僕に吹くのは強い追い風