♂*♂小説
□仄かに
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「カカロット…」
「わっ?ベジータ…///どうしちまったんだ?υ」
顔の赤いベジータ。
今は夜中だというのに、風を入れる為に開けていた窓から侵入し、今カカロットの目の前にいる。
ギュッ…
急にカカロットの頭を抱くようにして抱きついてきた。
その反動で、体を起こしていたカカロットはまた、ベッドに逆戻。
「ベジ…ータ…?///」
「スゥー…」
「アリャ?υ」
名前を呼んでみた。
だが返事がない。
ベジータは、規則正しい寝息をたて、眠ってしまった様子。
「………」
そんなベジータが可愛く思えて、ユックリと自分から引き剥がすと、隣に寝かせ、軽いキスをした。
「ハハッ。ベジータのヤツ…酒のんだんだな。」
仄かにかおる甘い香り。
もう1度キスをすると、ベジータを抱き締めるようにして目を閉じた。
終わり
⇒後書き