裏小説
□たまらない
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「くっ…;」
夢を見た。
アイツの舌が俺の体を這う。
冷たくて温かい目がオレを支配する。
「・・・」
既に反応してしまっている自身。
自分でも分かるくらいに紅潮した頬。
頭を掻いて時計に目をやると、まだ夜中の2時過ぎである。
「でぇ丈夫か?」
「わっ!!!;貴様また!!!!;」
よっといった具合いに手を上げているのはカカロット。
乱れた気を感じとったようだ。
「随分荒れてたな〜どうしたんだ?」
こっちの気も知らずに、ズカズカとベッドに上がってくる。
いつも上半身裸で寝る癖があるベジータはシーツを被り威嚇する。
「勝手に入ってくるな馬鹿が!!!帰れ!!;」
だが、どれだけ威嚇してもカカロットには通じない。
逆にその行動を可愛いと思われてるとも知らずに威嚇を続けるベジータ。
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