OSOMATSUSAN

□大好きな君達を待つ時間。【テーマ『時計』Twitter #保留組版深夜の文字書き60分一本勝負】
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大好きな君達を待つ時間。





三人で暮らすようになって1ヶ月になる。


家事が得意なチョロ松が家事を担当し十四松は新聞配達そしてカラ松は派遣の仕事をしていた、そして今日はカラ松と十四松がチョロ松にプレゼントを用意している。


「ねーねー今日はチョロ松にプレゼントがあるんすよ〜」
「大した給料じゃないから高いのは買えなかったが受け取ってくれ」


二人が渡したのはエプロンだった、包み方が下手過ぎて中身がはみ出ているのでバレてしまう。


「もらっちゃって良いの?ありがとう」
「チョロ松兄さんネコが好きだからネコ模様にしたんだよ」
「十四松に選んでもらったんだよ」


エプロンにはネコがたくさん描かれた模様のものでチョロ松は嬉しかった、そしてチョロ松も二人に細長い箱を渡す。


「じゃあ僕からも…気に入ってもらえると良いんだけど」
「もらって良いのか?」
「わーい!時計だ!」


細長い箱には防水機能がある腕時計だった、カラ松と十四松は笑みを浮かべ嬉しそうに腕時計をつける。


「時計があると時間がわかるし安心できるでしょ?」
「しかし腕時計なんて…まさか売ったの?」
「ううん、そんな勇気ないから貯金してたので買ったんだよ」
「チョロ松兄さんコレ家宝にするよ」
「家宝じゃなくて使ってね」


いつも非力な自分の為に頑張ってくれてる二人に愛を込めて。



『大好きな君達を待つ時間。』
(怪我しないで帰ってきてね)



Twitterのお題通りになったか不安ですが伝われば良いかと…(´ω`;)

 

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