KANKORE

□*LOVE×FIGHT
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結局観海の意見を優先し不服ながらも四人で間宮の定食屋へ行く事となった。


長門に肩車してもらって上機嫌な観海と背後で男の醜い戦いが続いている。


「オムライス〜オムライス〜楽しみです〜」
「提督はオムライスが好きなのか?愛らしいな」
「今回は提督の手前長門を連れてきたけど金剛さんは呼んでませんよ」
「誰も陸奥についてきたわけではありマセーン!俺は提督とバーニングラーブ!したいだけデース」
「いや、させないし」


妄想全開の金剛に冷ややかに突っ込む陸奥。


いつの間にか間宮の定食屋に着き次は席取りで争いになったが颯爽と観海を膝に座らせま陸奥が優勢となった。


長門は気にせずに食事をしていたがテーブルをひっくり返す程の怒りを抑え観海の前では笑顔を保つ。


「お待たせしました、オムライス1つとオムライス大盛り2つにキツネうどん大盛りです。ごゆっくりどうぞ」


空気に耐えられない間宮が料理をテーブルに置くと逃げるように台所に走っていった。


「陸奥ちゃんと金剛ちゃん観海と同じオムライスですか〜嬉しいです」
「金剛さん、年老いた胃袋にオムライスはキツイと思いますよ。無理なされず少しシンプルなものになされては?」
「陸奥こそ提督の真似しないでおとなしく大盛りライス食べるといいのデース!」
「貴様らは食事中くらい静かに出来んのか!」


 
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