KANKORE

□*LOVE×FIGHT
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観海がじいちゃん提督と呼んだ人物は本部にいる身分も元帥と位が高い提督。


小さいままの観海を孫娘のように夫婦で溺愛されていた為に気軽にじいちゃん提督と呼ぶ。


月2回観海の為に兎のぬいぐるみや洋服などを送ってくれ食料も彼女が困らないように送ってくれ謂わば足長おじさん的存在。


榛名と霧島が大きな段ボール箱を抱えて指令室に入ってきた。


「提督、本部からお届け物が…しかしすごい量ですね」
「指令官、いったい本部に何を送って貰ったのですか?」
「赤いお芋さん、みんなで焼き芋パーティーしましょ」
「赤いお芋…あぁ薩摩芋ですね」


霧島は嬉しいそうに観海に言う。




案の定鎮守府焼き芋大会が開催された。


言うまでもなく赤城も参加した為に薩摩芋を消費でき艦息達の士気が上がる。


あの後色々大変だった金剛に焼き芋を渡すと観海は抱き締められ頬擦りされ陸奥と霧島に剥がされるまで解放されなかった。




焼き芋大会が終わり艦息達は焚き火の始末や後片付けをしている。


「焼き芋大会楽しかったですね〜」
「えぇ、金剛は鬱陶しかったですが」
「提督、焚き火の始末が終わりました。あとは我々妙高型にお任せください」
「お片付けさせてしまいましてすみません」


観海に声をかけたのは妙高型1番艦の妙高そして妙高型4番艦の羽黒。


「僕達も指令にごちそうしていたたいたんです、それくらいさせて下さい」
「じゃあ妙高と羽黒あとは頼むね」
「はい、陸奥さんも提督の事宜しくお願いします」


 
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