KANKORE

□*泣き虫アリス
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不安でいっぱいな観海は涙でいっぱいな目を擦りながら歩いている。


「観海ちゃん泣かなくても金剛お兄様は怒ったりしないよ」
「でも…大切にしてたの…に…」
「観海ちゃんは優しいんだね」



比叡は観海の頭を優しく撫でた。







しばらく歩くと金剛がいるテラスに到着。



「金剛お兄様」
「ohー!比叡…ってWhy?観海ちゃん提督が泣いていているんデスカ?」
「それが金剛お兄様の愛用の…」
「もしかしてティーセットの事デスカ?」


何故金剛がそれを知っていたのか驚く比叡と観海。


「金剛お兄様ご存知だったんですか?」
「ソレbrokeしてしまったの俺デース、観海ちゃん提督sorry可哀想な事をしてしまいマシタ」
「僕と榛名で修理しましたがやはり寿命のようでしたね」
「大正初期から使われたものです、きっと寿命には勝てなかったのでしょう」
「霧島ちゃん榛名ちゃん」


焼きたてのマフィンを皿に乗せる霧島そして新しく買ったティーセットを乗せたトレイをテーブルに置き紅茶を淹れる榛名。


「明石にもnewなティーセットをshoppingした方が良いって言ってたネ…まぁ観海ちゃん提督に会えたからHappyダヨ」
「ね?金剛お兄様は優しい方でしょ?」
「うん」



初夏の柱島泊地であった心地良い昼下がりの出来事でした。




泣き虫アリス
(お茶会とっても楽しかった…)





今回は比叡×観海提督でしたが如何でしょうか?

比叡観海ってカプよりお兄ちゃんと妹って感じで好きなんです。←知らん


あっ長門兄弟がこっち睨んでる逃げよう!


 
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