ブック
□Ein Kreuz〜十字架〜
2ページ/10ページ
「見たんですよ!!狼男を!!!」
静まる室内。
しばらくして、吹き出す声が聞こえた。
「っあははははははっ!!!!」
その笑い声に、僕は頬を膨らました。
「笑わないでください。」
「それは無理だ!!あまりに馬鹿げてる。」
「うぅぅ〜…、」
革のソファーに座っている彼は、煙草を灰皿に押しつけた。
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ