空色の風船
は思った

あの広くて青い空の下

君の笑顔を見つめながら

は思った

君が広げた腕の奥に見える空

まるで君の小さな手に握られた

風船のようだって

君はいつも笑っていた

青い空の下で

空色の風船を持ちながら



秘密日記



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