06/21の日記

19:26
タイタニックでアス♀キラ
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━━タイタニック号







━━そこは



俺と彼女が出逢い…









別れた場所……





*******


「もう、嫌なんだよ!
俺を取り巻く“この世界”が!! 俺の意思なんか関係なしに進んでいく…
足掻いてみても何も変わらない……止まらない」




「だから…死ぬっていうの?」

「俺が死のうと君には関係ないだろう!」





ガンッ!!!!


「いっ!?………なにするんだ!」


「そんな簡単に死ぬとか
言わないでよ!!」





*******



「君、絵を描くの?」

「えっ?…あぁ、ちょっとしたラクガキだよ」




「見せてよ」


「こんなもの見ても詰まらないよ」




「見せて……ね」



「…………あぁ」




パラッ……パラッ

「俺が描いたって言えば、どんな絵でも褒めるって分かってたからな…
『貧民街の絵描きを哀れんで買った』って言って見せたんだ。……散々、貶(けな)されたよ」


パラッ…パラッ


「才能の欠片すらないってさ……」




「凄い…」


「……え?」




「凄いよ!アスラン!
この手のラインなんか特に!」




「…えっ……あ、本当に…?キラ///」






********


「ここが俺の部屋だ」



「わあっ!凄い部屋だね」


そこには、キラキラ光るシャンデリアに細かな細工の施された調度品。柔らかそうな天幕付きのベッド。



まさにそこは、キラにとって夢の中の世界だった。




「三等室の僕の部屋とは大違いだな…ι」


己がいる部屋(現実世界)との差違にキラは、唯々呆然とするしかなかった。




「キラ、これをつけて欲しいんだ」



「……わぁ、凄い…綺麗。…なんて言う宝石なの…?」


「『アメジスト』だよ。
これをつけたキラを描きたいんだ…」


「うん、いいよ」








「…そのぉ…身につけるものは、これだけで………/////」








「…………えっ」












ええぇぇぇーーーーっ!!!!!//////





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タイタニックパロのアス♀キラです。
上流階級アスラン×貧しい少女キラの立場逆転!
シン♀キラだったら、まんまかなぁ〜

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