02/22の日記
08:32
ミーア様とラクスさんA
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「アスラン様はお肉になさいますか?それともお魚ですか?」
ホテルにあるレストランのVIP席に通されたにも関わらず、動揺も慌てる素振り見せずメニューを見ている彼女。
慣れているのか…。
注文を頼んだ後で色々話を聞いてみると彼女、ラクスは元々は裕福な家の令嬢だったらしい。
それがどういう訳か、ある日突然デュランダル議長に呼ばれたのだそうだ。
「わたくし驚いてしまいましたわ。いきなり議長が『君の力が必要だ』と仰るんですもの♪」
「……そうか」
全くそうは見えないのだが…。どちらかと言うと喜んでいるように俺には見えた。
その姿に何だかイライラしてきて思わず。
「“君の”じゃないだろう。“ミーア”だ、必要なのは…」
思わず出てしまったキツイ一言。
「ぁ……」
言った後にその事に気づいて恐る恐る少女の顔を窺うが。
「??」
ラクスはきょとんと何を言われたか分からないといった顔をして━━
「はい、そうの通りですわ。アスラン様、突然何を仰られるのかと思いましたら…」
さも当たり前のように言われてしまって逆に狼狽したのは俺の方だった。
もしもこれが〜〜だったら。
思いついたら書くかも知れません。
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