12/22の日記

15:53
ミーア様とラクスさんB
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ミーア様がラクス様!ハイネさんの回。




「ぅ…」

カーテンの隙間から射し込む自然の光に起こされ、朝になったのだと頭が認識して体を起こす。

時計を確認すれば、いつもよりやや遅いくらいだった。

こんなに熟睡したのは久しぶりだ。
昨日あんな話をしたと言うのに、そんな自分に少々呆れてしまう。

「おはようございます隊長。…お目覚めですか?」

「ぁ…ルナマリア、か?」

控えめなノックの後に聞こえた快活な声は紅服の紅一点、ルナマリア・ホーク。

何故彼女が?と疑問符を浮かべれば、ダイニングに一緒にと誘われた。

( なんで俺なんだ?)

確かに上司とは言え、まだ交流の浅い俺よりも彼女なら気心の知れた同期のシンとレイを誘いそうなものだが。

「…隊長?」

「ぁ…あぁ、すぐに行く」

もしかしたら、シンやレイを誘ったついでに俺にも声を掛けただけなのかもしれないしな。

それに時間的にも丁度いい。
アスランは手早く軍服を纏い、失礼にならない程度に身だしなみを整えると扉を開けた。

━━しかし、そこにいたのはルナマリアだけではなく…。


「ラッ、ラク!?」
「ミーアですわ!アスラン」

綺麗なピンクの髪に満面の笑みを浮かべたミーアの替え玉。ラクス・クラインが立っていた。




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