02/03の日記
17:58
ミーア様とラクスさんC
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「なんで君がここに!?」
当たり前のようにそこにいるミーア…いや、ラクスにアスランは第三者がいるのも忘れて大声で尋ねる。
「はい、こちらにアスランがいらっしゃると伺いましたので、ご挨拶に参りました」
だが、当の本人ラクスは、最初に会ったときと変わらず無邪気な笑みを見せるだけ。
「参りました…って、何処から来たんだ君は」
いつも突然現れる少女に少しげんなりするアスラン。
そんな上司の姿に興味津々のルナマリア。
一人蚊帳の外なのは面白くないが、プラント1お似合いだと言われた婚約者たちが実はあまり上手くいっていないその様子は、アスランに仄かな思いを抱いているルナマリアとしては面白くて仕方ない。
そもそもルナマリアはミーア・キャンベルの事があまり好きではない。
あの体の線を強調したようなドレス。周りの馬鹿な男どもは、あれが良い!!とか言ってたけど。
…だけど、ルナマリアも彼女の歌は嫌いではない。あの歌に元気づけられたことだってある。
問題はあの過度に露出度の高い服だ。
仮にも最高評議会議長の御令嬢なのだから、議長の娘として公に出るときぐらいはちゃんとしたドレスを着ろと文句を言ってやりたかった。
……決して、自分よりも豊かなバストが羨ましい訳でも悔しい訳でもない。
「すぐ近くのホテルですわ。わたくし、いま地球で慰問コンサートをして回っておりますの」
でも…と、憧れの上司と話すプラントの歌姫をまじまじと失礼なほど見る。
戦後に帰って来てからの彼女は少しは落ち着いたのか、上品なドレスを身に纏っている。それに心なしか、雰囲気も以前のアイドル時よりも救国の女神の名に相応しいようにルナマリアは感じていた。
「慰問、コンサート…」
「?、どうかされましたか、隊長」
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ルナマリア独白の回になってしまった……。
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