NOVEL

□sugar&bitter
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だけど、そんな都合の良い妄想をした後は、ソフトンさんとビュティの絡みを思い出してしまって、どうしようもなく苦くなった。


「じゃぁ、ちょっと夕飯の買い物に行ってくるね。」
「ビュティ。-俺も行く」
ー…そう、いつも。当然の様に。

甘い考えの後には、苦い現実。


けど…


「あー…っ、あのっ…」


行動しなくちゃ、一生甘い夢で終わってしまうと思ったんだ。


「何だか不思議だね。ヘッ君と2人で買い出しなんて。」
「あ…、うん」
「どうしたの?急に、買い出し付き合うなんて…。…あ、もしかして何か買いたいモノが有る??CDとか?」
「い、いや…。別に…これといって理由は…」
理由といえば…ソフトンさんとビュティを2人でいかせたくなかった、ってコトだけど、そんなの口に出せやしない。

「?ふぅ〜ん?」

「そ、それより、きょ、今日の夕飯は…何にするの?」
「あ、うん。豚肉使ってトマト煮でも作ろっかなって。」
「へー…。…ホントにビュティってスゴいね、何でも作れるんだ」
「そんなこと無いよぉ」

その料理も、きっとソフトンさんに毎日作っているうちに上達したんだとか、少し思った。


「でも…毎日こうしてヘッ君達に美味しそうに食べて貰えるから、私毎日楽しく作れるんだ。……ありがとね。」

「ー………」

苦い現実の次には…。
「ぃ、いや…。」




恋には苦さと甘さ。
どっちも必要。どっちもなきゃ恋じゃない。

…俺の場合は苦さの方が多いけど…。


恋はsugar&bitter。


「ビュ、ビュティ…あのさ、」

俺は進んでく。




*fin*


何かヘッ君卑屈-(>_<)
しかもカナリ無理矢理でゴメンなさぃ(T_T)
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